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「サイクル注文」と「トラリピ」の違いを徹底比較・評価

公開日: : 最終更新日:2016/04/13 サイクル注文, トラリピ

2014年10月に外為オンラインから「サイクル注文」という新注文方法がリリースされました。その内容がトラリピと非常に似通っていたので、トラリピとどう違うのか比較していきたいと思います。

注文方法の概説

まずは、両者の注文方法の概要を確認してみます。

サイクル注文とは

予め指定した変動幅(注文時点で○○円~○○円の値幅を固定します。)の中で、一定間隔の値幅で複数の IFDONE 注文を一度に同時発注し、決済注文成立後、予め指定した変動幅の範囲で成立した決済注文と同条件の IFDONE 新規注文をシステムが自動的に繰り返し発注する連続注文機能です。
参照URL:http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf

トラリピとは

新規注文と決済注文をセットで発注するイフダン注文(IFD)を繰り返し発注し、予め指定したレンジ幅の中でIFD注文を等間隔に複数仕掛ける注文方法です。
参照URL:http://www.m2j.co.jp/toraripi/toraripi_beginners/toraripi_explanation.php

発注方法から見る「サイクル注文」と「トラリピ」の違い

1回のリピートで狙う利益を指定できるかどうか

トラリピの場合、トラップ値幅とは別に、1回のリピートでねらう利益を”まとめて”指定して注文できます。しかし、「サイクル注文」では決済注文と同時に新規注文を出すしくみであるため、まとめて指定することができません(ポジションごとに手動設定するしかありません)。例えば、1000通貨トラリピの場合、トラップ値幅が0.5円だったとすると、1本あたりでねらう利益はトラップ値幅と同じ500円(決済注文と新規注文が同時に発注される)にするか、トラップ値幅より少なくして1本あたり200円にしたり、トラップに隙間ができてしまう1000円にしたりと自由に決定できます。
1本あたり狙う利益

図.トラリピのらくトラ設定画面

一方、サイクル注文は初期設定では、トラップ値幅が0.5円ならば1本あたりの利益は500円(1000通貨×0.5円)となります。トラップ値幅が0.7円ならば利益は700円です。ただ、下記サイクル注文の図にあるとおり、ひとまとめで指定する機能はありませんがポジションごとに手動設定は可能(面倒ですが)です。
利食いが同じ

図.サイクル注文画面

トラリピを利用する際にトラップ値幅と同一の利益をねらう設定(例:0.5円幅で500円の利益を狙う)を好む人であれば、サイクル注文も違和感なくはじめられると思われます。

※計算を簡単にするため手数料は加味していません。実際には取引手数料が発生するため、トラップ値幅=利益とならず、多少の誤差が生じます。

1回しか設定できない

1つの通貨につきiサイクル注文、サイクル注文はそれぞれ1つづつしか設定できません。同一通貨ペアで買と売を一つづつ稼働させるのは可能ですが、2つ以上は不可能な仕様になっています。

注文設定の自動算出機能

トラリピでは「らくらく試算表」などを使って前もってトラップ値幅やレンジ幅を決めますが、外為オンラインのサイクル注文は運用資産および参考期間、ポジション方向を決めるだけで自動的に変動幅(レンジ幅)や値幅(トラップ値幅)、最大ポジション数(トラップ本数)を算出してくれる機能があります。

トラリピの場合、期間内の通貨の取引状況やボラティリティなどを加味することなく、ただ単に、運用できる資産やレバレッジから、設定を計算している人は多いと思います。その点、「サイクル注文」では、参考期間というものを指標にして最適な設定を自動算出してくれます。自動算出された設定は手動でも変更可能です。
サイクル注文自動計算

通貨ペア数は2倍

トラリピは11通貨ペアしか取引できませんが、サイクル注文は倍の24通貨ペアで取引可能です。

用語対照表

サイクル注文 トラリピ
値幅 = トラップ値幅
想定変動幅 = レンジ上限・下限
(レンジ幅)
参考期間 =
最大ポジション数 = トラップ本数

手数料比較

取引手数料の比較

外為オンラインは「サイクル注文」「iサイクル注文」の場合、トラリピと同じようにスプレッドとは別に取引手数料(システム利用料)が発生します。また、トラリピと同じく新規及び決済取引のそれぞれに取引手数料が発生します。なお、外為オンラインのその他の注文方法(クイックトレード、指値注文/逆指値注文、 OCO注文、クイック+OCO注文、IFDONE注文など)には取引手数料は発生しません。

1000通貨あたりであればトラリピより60円安い手数料で取引可能です。

社名 サービス名 1000通貨あたり(往復)
外為オンライン サイクル注文、iサイクル注文 40 円
マネースクウェアジャパン トラリピ 100 円

表.1000通貨あたりの往復取引手数料比較

 

スプレッド比較

外為オンラインとマネースクウェアジャパンのスプレッドを主要通貨別に比較した結果、どの通貨ペアをとってみても外為オンラインの方がスプレッドが狭いことがわかります。

通貨ペア 外為オンライン
サイクル注文
マネースクウェアジャパン
トラリピ
USD/JPY 1.0銭 4.0銭
EUR/JPY 2.0銭 5.0銭
GBP/JPY 3.0銭 8.0銭
AUD/JPY 3.0銭 6.0銭
NZD/JPY 6.0銭 8.0銭

表.外為オンラインとマネースクウェアジャパンのスプレッド比較
(2014年10月6日時点)

 

スワップ比較

以下は、スワップを比較した結果です。
GBP/JPYを除く4通貨ペアで外為オンラインの方がスワップを多く貰えることが分かります。

通貨ペア 外為オンライン
サイクル注文(買/売)
マネースクウェアジャパン
トラリピ(買/売)
USD/JPY 3/-10 1/-21
EUR/JPY 0/-10 0/-20
GBP/JPY 5/-20 14/-34
AUD/JPY 60/-75 53/-73
NZD/JPY 80/-95 78/-98

表.外為オンラインとマネースクウェアジャパンの5通貨ペア別スワップ比較
(2014年10月6日時点)

「iサイクル注文」と「トラリピ」の違い

外為オンラインでは「サイクル注文」と同時に「iサイクル注文」をリリースしましたが、トラリピとはまったく異なる性質のリピート注文機能ですのでここではその違いは検証しません。「iサイクル注文」と似ているリピート注文としては、ブロードバンドネットの「トラッキングトレード」が挙げられます。
外国為替証拠金取引の外為オンライン

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